匿名IPフィルター

Adjustの匿名IPフィルターは、VPN、Tor出口ノード、またはデータセンターなど正規のユーザーが通らないIPアドレスから発生している不正インストールへのアトリビューションを防ぎ、アプリのデータの整合性を維持します。このフィルターは、デバイスファームやエミュレーションソフトウェアを使用しインストールを偽装する不正手口と、アプリ内イベントの不正コンバージョンを行う不正業者をターゲットにしています。

このフィルターは、MaxMindの匿名 IP データベースと全てのアプリのインストールおよびリアトリビューションをクロスチェックします。VPN、Tor 出口ノード、または既知のデータセンターなどの匿名化サービスに関連するユーザーは全てUntrusted Devices(疑わしい端末)にアトリビュートされます。これにより、デバイスファームやエミュレータに関連する不正なアトリビューションの大部分を、データセットに入る前に防ぐことができ、データセンターの改ざんによる影響を大幅に軽減できます。

グロースソリューション:
不正防止機能は、Adjustグロースソリューションとして提供しています。お客様のアカウントに当機能の追加をご希望の際は、 sales@adjust.comまでお問い合わせください。
ヒント:
アプリに匿名IPフィルターを設定する方法をご覧ください。

レポートの匿名IPフィルターデータ

匿名IPフィルターによって拒否されたインストールは、Anonymous IP - (ネットワークレベルのリンクである「疑わしい端末」のサブリンク)に割り当てられます。以下のKPIを使用して、拒否されたインストールやリアトリビューションをトラフィックソース別に表示することもできます。

レポートKPI
匿名IPにより拒否されたインストール:匿名IP(RI AIP)rejected_installs_anon_ip
匿名IPにより拒否されたリアトリビューション:匿名IP(RR AIP)rejected_reattributions_anon_ip

よくあるご質問

VPN、Torノード、データセンターとは何ですか

デバイスエミュレーションとは?